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銀と水銀とアンデス

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kakitsubata.jpgカキツバタの写真とは全く関係がないのですが(笑)

今週は歴史がらみの大きなニュースがふたつもあって、ひとりでワクワクしています。
ひとつはヒトと類人猿の共通の祖先と見られる化石Idaが発表されたこと。
そしてもうひとつは、こっちは内容が内容なのでワクワクしていてはいけないのですが、ペルーの水銀汚染のお話です。

Yahoo!のニュースでも取り上げられた内容ですが、ペルーのアンデス地方で、紀元前1400年頃の水銀汚染の証拠が発見されたというもの。
詳しくはナショナルジオグラフィック公式日本語サイトの該当ページを見ていただくとして。

本格的な水銀の採掘時期が一気に2000年もさかのぼった事に加え、産業革命以前の水銀汚染の証拠が紀元前となったのはかなりの驚きでした。

水銀汚染と銀鉱山

今回の調査、元々は植民地時代の水銀汚染を調べるのが目的だったそうです。
ボリビアのポトシ銀山(セロ・リコ銀山)に代表されるように、このアンデスの一帯は金や銀の有数の産地です。
この金銀の精錬のために水銀が使われました。
水銀が他の金属と合金をつくりやすい性質を利用し、砕いた鉱石から合金をつくりだして、その合金を加熱し、水銀を蒸発させる….つまりはアマルガム法です。

ちなみに、16世紀にこのポトシ銀山と並び、世界経済を動かすほどの銀を算出した、石見銀山では水銀ではなく、鉛を使って合金をつくりだしていました。

ただ、水銀はもちろんのこと、鉛にしても毒性が強い物質ですから、従事者の健康にはよくはなかったのですが….

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